2009年2月28日土曜日

粒子法のプログラム第2回(プログラムの大枠)


プログラムの大枠が上の図です。

まず初期化をします。

そのあと密度と圧力を計算し、力を計算し、粒子の位置を更新します。

粒子の位置を更新したら、そのステップでの結果をファイルに出力し、また密度と圧力の計算へ戻ります。

これを、指定ステップ数だけ繰り返します。


粒子法のプログラム
粒子法のプログラム第1回(概要)
粒子法のプログラム第2回(プログラムの大枠)
粒子法のプログラム第3回(データ構造)
粒子法のプログラム第4回(密度と圧力の計算)
粒子法のプログラム第5回(力の計算)
粒子法のプログラム第6回(境界条件と粒子位置の更新)
粒子法のプログラム最終回(粒子の出力)

その他の解説エントリ
SPHによる巻き波のシミュレーション1
SPHによる巻き波のシミュレーション2
SPHによる巻き波のシミュレーション3
このあとやりたいこと

固液連成シミュレーションに関するエントリ
粒子法による固液連成シミュレーション

流体シミュレーションに関するエントリ
【粒子法】粒子を流体としてレンダリング
3次元の粒子法シミュレーション
粒子法のシーンを2倍のサイズにしてみたが…
粒子法のシーンを2倍のサイズにしてみた
Haskell、OCamlでSPH法
カメラ位置を変えて流体をレンダリング
Bunny-shaped fluid simulation

剛体シミュレーションに関するエントリ
粒子ベース剛体シミュレーション(プレビュー)
粒子ベース多体衝突シミュレーション
引き続き、粒子ベース剛体シミュレーション
Falling Rigid Bunnies

動画
シミュレーションの結果をレンダリングして作った動画です。流体シミュレーションや剛体シミュレーションの動画を見ることができます。

動画の一覧


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2009年2月23日月曜日

粒子法のプログラム第1回(概要)


粒子法のプログラムを実装しようとしたのですが、論文や本だと数式レベルでしか説明がなく、それをプログラムにして動くようにするまで苦労しました。

数式をプログラムに落とすこと自体は簡単なのですが、各定数の値が分からなかったりして、粒子が上手く動いてくれるまで大変でした。

なので、同じところでつまづく人も多いのではと思い、自分が書いた粒子法のプログラムを紹介しようと思います。下の動画を作ったときのプログラムです。SPH法です。



こちらがソースコードです。

※2009.11.4追記 こちらに整理したC++版のほか、Haskell版、OCaml版のコードがあります。

まずはシンプルにと考え、近傍粒子の探索は工夫せず、n(O^2)ですがわかりやすいアルゴリズムを採用しています。まず動くコードを書き、そこから高速化していくアプローチです。

また、計算量を減らした方が試しやすいのと、粒子法は3次元への拡張が簡単なことから、まずは2次元で実装しています。

プログラムの中身を別の記事で少しずつ説明していこうと思います。

粒子法のプログラム
粒子法のプログラム第1回(概要)
粒子法のプログラム第2回(プログラムの大枠)
粒子法のプログラム第3回(データ構造)
粒子法のプログラム第4回(密度と圧力の計算)
粒子法のプログラム第5回(力の計算)
粒子法のプログラム第6回(境界条件と粒子位置の更新)
粒子法のプログラム最終回(粒子の出力)

その他の解説エントリ
SPHによる巻き波のシミュレーション1
SPHによる巻き波のシミュレーション2
SPHによる巻き波のシミュレーション3
このあとやりたいこと

固液連成シミュレーションに関するエントリ
粒子法による固液連成シミュレーション

流体シミュレーションに関するエントリ
【粒子法】粒子を流体としてレンダリング
3次元の粒子法シミュレーション
粒子法のシーンを2倍のサイズにしてみたが…
粒子法のシーンを2倍のサイズにしてみた
Haskell、OCamlでSPH法
カメラ位置を変えて流体をレンダリング
Bunny-shaped fluid simulation

剛体シミュレーションに関するエントリ
粒子ベース剛体シミュレーション(プレビュー)
粒子ベース多体衝突シミュレーション
引き続き、粒子ベース剛体シミュレーション
Falling Rigid Bunnies

動画
シミュレーションの結果をレンダリングして作った動画です。流体シミュレーションや剛体シミュレーションの動画を見ることができます。

動画の一覧


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2009年2月18日水曜日

AdWordsの検索クエリレポート

リスティングキーワードのプラニングを行うときには、部分一致で入札したキーワードが実際にどのようなキーワードで検索されているのかを調べると役に立ちます。

AdWordsで実際にどのようなキーワードで検索されているのかというレポートが出せるのかどうか調べてみると、出せることがわかりました。
レポートセンター >
新しいレポート >
レポートタイプを「検索クエリの掲載結果」
とすれば、検索クエリのレポートが出力されます。

■検索クエリレポートの活用方法
検索クエリレポートには、以下のような活用方法があります。
  • 入札キーワードが効果的にユーザーの検索クエリや潜在顧客をとらえているか確認可能
  • どの検索クエリが効果的なのかを把握し、入札キーワードとして登録されているかを確認可能
  • 入札キーワードに適したマッチタイプを選択するのに利用可能
  • 新規登録が必要なキーワードがないか、もしくは削除したり除外キーワード登録が必要なものがないか確認可能

■検索クエリレポートの注意点
検索クエリレポートをみる際には、以下のような点に注意しよう。

  • 広告のクリックにつながったクエリのみが表示される(インプレッションのみのクエリは表示されない)
  • 検索ネットワークのデータのみが含まれる(モバイル検索のデータは含まれない)
  • 確認可能なデータは2007年5月2日以降のもの
  • 検索クエリに対応する入札キーワードは表示されない
  • 検索回数の少ないものや、個人情報に関わる場合、[検索クエリ キーワードマッチ]には「X個の固有なクエリ」と表示され、Xは実際に含まれているユニーククエリ数に置き換えられる