2009年8月20日木曜日

Yahoo! BOSS

米Yahoo!のサービスに、BOSSというのがある。BOSSはウェブ検索サービスを構築するためのオープンプラットフォームで、APIを通じてサードパーティーが自由にYahoo! Searchのインデックスやランキングアルゴリズムなどの技術を使うことができる。

TechCrunchによると、今年の5月現在でBOSSは1日あたり3000万の検索クエリを扱っており、さらに利用量が伸びている。この規模は、Bingと互角かやや抜いているレベルの規模だ。

BOSSを採用している企業には、セマンティック検索エンジンを手掛けるhaikaやソーシャルサービスのリアルタイム検索エンジンOneRiot、より理解しやすい検索結果の提供を目指すCluuzといったものがある。TechCrunchのpower searchにも使われているようだ。

BOSSを使えば大きな投資資金がなくても検索エンジンを作ることができる。その計算資源を使って、何かビジネスができないだろうか?

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