2008年4月3日木曜日

MySQLでDBをコピーするには


MySQLのデータベースをコピーするには、mysqldumpを使います。

mysqldumpはデータベースをダンプするためのユーティリティですが、他のMySQLサーバにデータをコピーするのに使うことができます。

ローカルで動いているMySQLの中で"source_database"から"dest_database"へデータをコピーするには、以下のようにします。
$ mysqldump -u user_name -p -n source_database | ¥
> mysql -u user_name -p dest_database
-nオプションは、CREATE DATABASEを出力に含めないようにするためのオプションです。これを付けることで、dest_databaseへデータをコピーできるようになります。

また、コピーしたいデータベースが巨大なときもあるかと思います。そのようなときに、以下のオプションを使うと、さらに効率良くデータをコピーできます。

--no-autocommit
これをつけると、ダンプしたファイルの全体を囲うようにautocommit=0がつきます。つまり、後でリストア時にはファイル全体が1トランザクションになり、うまくいけば劇的に早くインポートできます。

--single-transaction
このオプションを付けてダンプすると--lock-tablesを付けずにシングルトランザクションでダンプするので、一貫性のあるデータをダンプできます。

--opt
これはデフォルトで有効になっているはずです。このオプションには--lock-tablesが含まれますがこれはダンプ時ではなくてインポート時にロックする指定です。


■関連エントリ

粒子法による固液連成シミュレーション


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3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

コマンド例二行目のmysqldumpはmysqlのまちがいですね。 

kamonama さんのコメント...

間違っていますね。修正しました。
ご指摘ありがとうございます!

k.sasaki さんのコメント...

/usr/local/mysql/bin/mysqldump -n source_database | /usr/local/mysql/bin/mysql dest_database
で念願のデータベース丸ごとコピーができました。ありがとうございます!
dest_databaseは事前に作成しておかないといけないんですね。