2010年1月23日土曜日

欧米企業のソーシャル・メディア・マーケティングの普及状況


TachCrunchJPのこのエントリによると、欧米(欧≒イギリス)のマーケティングはソーシャルメディアに大きく傾斜してきているとのこと。


ソーシャル・メディア・マーケティング(SMM)の普及状況に関するAlterianのレポートによると、

  • 調査の対象は、欧米の1000人のマーケティング専門家
  • 2010年にSMMに「投資する」と答えたのが66%
  • そのうち40%(全体の25%)は、従来のダイレクト・マーケティング予算の1/5以上をSMMにシフトさせると回答
  • ソーシャル・メディアのモニタ、分析のためのツールに何らかの支出をしていたのが回答者の1/3
  • クリックストリームやウェブ分析のデータを顧客データベースやメール・データベースと連動させていないのが半数近く
  • 従来のキャンペーン方式のダイレクト・マーケティングから顧客との会話を重視する多チャンネルのマーケティングへの移行を「努力している」と回答したのが半数

日本ではまだまだキャンペーンサイトを設置してそこに広告から誘導してくるキャンペーン方式が主流で、一部twitterやブログを使ったPRが試みられている段階。一般にネットでは日本は5年遅れてアメリカに追いつくといわれているので、数年後には日本でもSMMが普及してくるか。

あるいは、日本では従来のマスの影響力の大きさ&ヤフーのような準マス媒体の存在から、独自路線で進んだりする可能性もあり。

中国はそのまま欧米路線に進むのでは?

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