2010年1月20日水曜日

研究開発を着実に利益に結びつける方法


研究開発について、こんな課題を感じていないでしょうか?
  • 明確な目標がない
  • 目標があっても、誰も欲しがらない製品を一生懸命作るような目標になってしまう
  • あるいは、最初から開発投資の一部しか回収できないとわかっている
研究開発は、すぐに利益に結びつくものではないため、目標設定が不適切なまま、スケジュールやマイルストンがずるずると続いてしまうということがよくあります。

では、研究開発を着実に利益に結びつけるとはどういうことでしょうか?「ザ・プロフィット」には、マネジメントによって大ヒットを創造し利益を生み出すというモデルが書かれています。

マネジメントによって大ヒットを創造するにはどうすればいいでしょう?ポイントは3つあります。
  • まず、何をどうすべきかを明確に洗い出し、大ヒットの可能性を秘めたプロジェクトにフォーカスをすること
  • 次に、あらゆる不確実性を排除することはできないことを認め、統合的なリスク・マネジメント体制を整えること
  • 最後に、リード・プロジェクトが失敗しても次の製品に教訓を活かせるように、バックアップとしての研究開発を設けること
上記のポイントを押さえるには、マネジメントの強力なリーダーシップが必須です。さらに、一番重要な鍵となるのが組織の活気です。大ヒット製品は組織の活気から生まれてくるのです。

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