今日、東大駒場祭に行って、コンピュータ将棋の展示を見てきました。
展示されていたのはGPS将棋というソフトウェアで、東京大学大学院総合文化研究科の教員・学生が開催しているゲームプログラミングセミナー(Game Programming Seminar = GPS)のメンバーが中心になって開発しているものです。
プロ棋士の棋符を学習させたり手の評価を改善することで、ここ数年で将棋プログラムはかなり強くなっており、プロ4段相当といわしめるレベルまできているそうです。
将棋の他はどうなんですかと聞いたところ、チェスではカスパロフがディープブルーに負けてから熱気が下がってしまったとのこと。一方で囲碁はいま熱いそうで、モンテカルロ法を使ったアプローチによってここ1〜2年で急激に強くなっているそうです。
また、どうぶつ将棋についての展示も併設してあり、そちらは全局面での勝敗がすでに解析し終わっているそうなのですが、それを逆に活かして「絶対人間に勝たない」プログラムを組んで、将棋の普及に協力していました。
2009年11月22日日曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿