Appleは、自分で工場を持ってせっせとiPodを作っているわけではなくて生産を外部に委託している。そういった生産設備を持たない会社が製品の生産を委託する先の会社って何というのだろうと思っていた。
シリコンチップの場合はファブレス(fubless)とファウンダリ(foundary)という単語で調べられるが、電子機器の場合はどうも呼び方が違うようで検索しても見つからない。
では、そういう会社は何と呼ばれているかというと、EMS(Electronics Manufacturing Service)というらしい。
大手では、
- ホンハイ(台湾)
- フレクストロニクス(シンガポール)
- ソレクトロン(アメリカ)
- ウィストロン(台湾)
- セレスティカ(カナダ)
- シークス(日本)
といった会社がある。やっぱり台湾が強いのか、2社が台湾にある。あとはアメリカ、カナダ、シンガポール。日本にもあるみたい。
発注元と受託先の役割分担としてはおおまかに2種類あって、
- 設計は発注元が行い生産を受託するOEM
- 上流工程である設計工程も含めて受託するODM(original design manufacturer)
があるらしい。ODMでは設計もやる。
EMSについて疑問に思ったことは、
- 製品の仕様を用意すれば内部設計なんかはやってくれるのだろうか?
- こういう会社と協力すればベンチャーがプロダクトを売ることができるのでは?
- ロットってどれくらいで受け付けるんだろう?
- たとえば毎年新しいのがたくさんでてくるおもちゃなんかも、こういう会社で生産されているんだろうか?
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