2011年11月7日月曜日

TPPと混合診療の関係を簡単にまとめ


TPPと混合診療の関係を簡単に調べてみたので、そのまとめ。

重要なポイントとして、TPPによるアメリカの狙いの最も大きなものの1つが、サービス(金融)の自由化によって日本の個人資産を喰うこと。これは間違いない。わざわざサービス(金融)を後から捩じ込むだけのボリュームがあるターゲットは、日本だけだから。

アメリカ観点(混合診療を解禁しろ派)
混合診療解禁
→皆保険枠と混合診療枠ができる
→混合診療枠が医療保険のターゲット
→医療保険のノウハウを持っているのはアメリカの保険会社
→アメリカの保険会社はウマウマ

ref. http://haetarou.web.fc2.com/TPP/TPP_Kaisetu.html

※サービス(金融)はもともとTPPには入っておらず、アメリカが後から追加したもの。間違いなく、日本の個人資産を喰おうと狙っている

医師会観点(混合診療を解禁するな派)
混合診療解禁
→「政府は、財政難を理由に、保険の給付範囲を見直そうとしている」
→「混合診療を認めることによって、現在健康保険で見ている療養までも『保険外』とする」
→高額な診療が保険外になる
→高額な診療を受ける患者が減る
→医者の取り分が減る。困る

※医者は、国の医療費からたくさん診療費をもらいたい

ref. http://www.med.or.jp/nichikara/kongouqa/

厚生労働省観点(混合診療を解禁しろ派)
建前上、財政健全化したい
→医療費を減らしたい
→混合診療を解禁することによって、保険対象を減らすことで、医療費を減らす

※現状では、混合診療を認めていないため、その分手厚く保険対象にしてある

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